ownCloud - Dropboxライクなオープンソース1
友達との間で、ゲーム作成プロジェクトを始めた時に、ファイルの共有目的のため、レンタルサーバーにDropboxライクなオープンソースである、ownCloudをインストールしてみました。
インストール
パッケージの選択
ownCloud.orgのインストールページから、環境にあったインストーラーを選択します。
今回は、通常のレンタルサーバーにインストールするので、「Web Installer for Shared Host」を選びます。
ダウンロードしたインストーラーをアップロード
ダウンロードが完了した、「setup-owncloud.php」ファイルをレンタルサーバー上にアップロードします。
ブラウザ上からセットアップ開始
アップロードしたファイルに、ブラウザからアクセスすると、セットアップ画面が表示されますので、画面案内に従って進めます。
インストールするディレクトリを聞かれます(下図)。自分は、ownCloud専用のディレクトリを予め作り、そこに、setup-owncloud.phpをアップロードしておいため、ここでは、「owncloud」を削除し、「.(ピリオド)」としました。
管理者アカウントとデータフォルダ、データベースの設定
最後に、管理者アカウントと、データフォルダ、データベースの設定を行います。
データベース設定のフォームが隠れているので、「ストレージとデータベース▼」をクリックして伸ばしておきます。
- データフォルダは、ブラウザ上から直接扱えない場所を指定してあげると良いでしょう。(例:web用の公開ディレクトリと同じ階層)
- データベースは、SQLiteでも良いですが、レンタルサーバーでMySQLが使えるので、そちらを設定しました。
管理者のアカウントも忘れずに記入後、「セットアップを完了します」を押して、セットアップの完了です。
セキュリティのことを考えると、SSL環境下で使えるようにするべきかと思われます。難しい場合は、不十分ではありますが、.htaccess等で使用可能なドメインを制限するのも良いかもしれません。